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用語解説

5GとWi-Fi7の違い

5GとWi-Fi7の違い

5GとWi-Fi7の違い

5GとWi-Fi7は、利用する場面と周波数帯、転送速度が違います。

※5Gは4Gより100倍速く、通信時の遅延も10分の1に軽減されます。
※Gは「Generation(世代)」の略。5Gを利用するには5G対応のスマホが必要です。

5GとWi-Fi7は、利用する場面と周波数帯、転送速度が違います。

5GとWi-Fi7では、利用する場面が異なります。
移動体通信事業者が基地局を整備する5Gは、屋外での利用を中心とした通信方式で、移動中や広いエリアをカバーする用途に適しています。
Wi-Fi7は、対応するルータを固定回線に接続して利用するため、屋内での利用が中心となります。
Wi-Fi7は、ルータとデバイスの両方が対応していれば、新たな回線契約をせずにすぐ利用できることから、今後急速に普及していくと予測されています。

周波数帯が異なります。

5GとWi-Fi7では、割り当てられている電波の周波数帯が異なります。
5Gは携帯通信事業者が管理する免許制の周波数帯を使用し、Wi-Fi7は免許不要で利用できる周波数帯を使います。

※周波数帯は、電波の高さ(GHz)を表し、数字が大きいほど高速大容量ですが、電波が届きにくい性質があります。

5Gで利用する周波数帯の特徴

5Gで利用される主な周波数帯は、3.7GHz帯/4.5GHz帯/28GHz帯です。
これらの周波数帯は「電波が直進しやすい」「壁や障害物で減衰(弱くなる)しやすい」という特徴があります。
特に28GHz帯は、ミリ波(30GHz~300GHz)に近い高い周波数帯で、大容量通信が可能です。その反面、通信距離が短く、遮蔽物に非常に弱いという性質を持っています。

※ミリ波とは、波長がミリメートル単位の非常に高い周波数の電波のことです。

Wi-Fi7で利用する周波数帯の特徴

Wi-Fi7(IEEE 802.11be)で利用される主な周波数帯は、2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯です。
Wi-Fi7では、特に6GHz帯の活用が大きな特徴で「広い帯域幅を使える」「混雑が少なく、高速かつ安定した通信が可能」というメリットがあります。一方で、6GHz帯は「5GHz帯よりも直進性が高い」「壁や床による減衰が大きい」という性質があり、主に屋内・短距離通信向けとして利用されます。

Wi-Fi7とは

Wi-Fi7(IEEE 802.11be)は、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの周波数帯に対応しています。
Wi-Fi 6では2.4GHz帯と5GHz帯が主に利用されていましたが、Wi-Fi7では新たに6GHz帯を利用できるため、混雑の少ない広い帯域を活かした、より高速で安定した通信が可能になります。

転送速度が異なります。

5GとWi-Fi 7では、転送速度が異なります。
5Gの最大転送速度は10Gbpsでスタートし、今後の技術開発により20Gbps程度まで高速化される見込みです。
一方、Wi-Fi7の最大転送速度は理論値で約46Gbpsとされており、Wi-Fi 6と比べて大幅に高速な通信が可能です。

転送速度10Gbpsとは

転送速度10Gbpsとは、ビット(コンピュータの世界における最小単位)を毎秒100億ビット送れることを意味します。
これを、ファイルサイズを表すときに使われる「バイト」に換算すると、DVD-ROM1枚分(約4.7GB)のデータを理論上は約4秒で送信できる速度となります。

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