Gmailで外部メールが届かなくなる
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Gmailで外部メールが届かなくなる
Googleが提供するGmailは、2026年1月より、外部メールアドレスを統合して受信するための機能の一部(POP・Gmailify)を廃止します。この変更により、現在これらの機能を利用して外部メールをGmailで受信している方は、2026年1月以降、外部メールがGmailに届かなくなります。
廃止される機能
POP(Post Office Protocol)
POPは、外部メールサーバーにあるメールを、Gmail(クライアント)が「郵便局に取りに行く」ようなイメージで受信する仕組みです。この方法で外部メールを受信している場合、2026年1月以降はGmailで受信できなくなります。
Gmailify(ジーメーライファイ)
Yahoo!メールなどの外部アカウントとGmailアカウントを連携させ、Gmailの強力な迷惑メールフィルタや検索機能を利用できるようにする機能です。これも2026年1月以降は機能しなくなります。
IMAP(Internet Message Access Protocol)
IMAPは、メールの送受信記録をメールサーバー上に保存し、複数の端末(PC、スマートフォンなど)からアクセスして利用する仕組みです。POPが廃止された後も、IMAPはメールクライアント(Outlook、Thunderbirdなど)で引き続き利用できます。今回の変更は「GmailがIMAP以外の方法で外部メールを取り込む機能」の廃止のため、Gmailで外部メールを一元管理するためには対策が必要です。
Gmailで外部メールが届かなくなる前に確認すべき対策
現在のメール環境を維持するには、2025年12月31日までに対策しておく必要があります。
【対策1】外部メールをGmailへ転送設定する
最も手軽で一般的な対策は、外部メールサービス(Yahoo!メールやプロバイダメールなど)で、届いたメールを自動的にGmailアドレスへ転送する設定にすることです。設定が完了すれば、Gmailのアカウント設定を変更することなく、自動的に外部メールをGmailで受信できます。
- 転送設定は外部メールサービス側で行う必要があります。
- 設定方法は各サービス(Yahoo!、プロバイダなど)によって異なります。
- 転送されたメールは、Gmail側で「差出人が元の送信者」ではなく「転送元のアドレス」として扱われる場合があるため、返信時に混乱が生じる可能性があります。
- Gmailから外部メールアドレスを差出人(From)として返信するには、引き続きGmailの設定で「他のアドレスからメールを送信」の設定が必要です。
【対策2】Google Workspaceへの変更を検討する
Google Workspaceは、個人の無料Gmailとは異なり、ビジネス向け有料サービスです。
独自ドメインのメールアドレスを使用している場合、このサービスに移行することで、安全にメール運用ができます。
Gmailと同じインターフェースを使いつつ、企業や組織向けのシステムとして利用できます。
- 「info@yourcompany.com」のような独自ドメインのメールアドレスをGmail環境で利用できます。
- 大容量のストレージ、高度なセキュリティ機能、Google MeetやGoogle Driveとの連携強化など、ビジネスに役立つ機能を利用できます。
- 独自ドメインのメールアドレスを使用し、Gmailで一元管理したい方や、ビジネス用途でメールを利用したい方におすすめの方法です。
対策3】新しいOutlookへの変更を検討する
外部メールの一元管理をGmail環境に限定せず、Outlook(New)やThunderbirdなど、別のメールクライアントアプリへ移行します。
- Outlook(New)は、Gmailアカウント、Yahoo!アカウント、プロバイダのIMAPアカウントなど、複数のメールサービスを統合して管理できるメールクライアントアプリです。
- Gmailにこだわる必要がなく、複数のアカウントを統合管理できれば問題ない方や、Microsoft Office製品と連携を強化したい方におすすめの方法です。



