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用語解説

Windowsのトラブルを解決 sfc /scannow

Windows Updateの失敗や、怪しいウイルス感染の兆候に悩んでいませんか? その要因は、Windowsを動かす「システムファイル」の破損が原因かもしれません。このようなときに備えて「Windowsターミナル」でパソコンを自動修復する「sfc /scannow」の使い方を覚えておきましょう。

Windowsのトラブルを解決 sfc /scannow

Windows Updateの失敗や、怪しいウイルス感染の兆候に悩んでいませんか?
その要因は、Windowsを動かす「システムファイル」の破損が原因かもしれません。このようなときに備えて「Windowsターミナル」でパソコンを自動修復する「sfc /scannow」の使い方を覚えておきましょう。

システムファイルの破損とその原因

パソコンを長期間使用していると、予期せぬ不調に直面することがあります。

  • Windows Updateがエラーで進まない
  • 新しいアプリをインストールした直後から、画面がフリーズ(固まること)する
  • ウイルスに感染した疑いがあり、全体の動作が異常に重い

これらの不調は、Windowsが正常に動くために必要なシステムファイルが、何らかの衝撃やバグで壊れたり、不正に書き換えられたことで発生します。

システムファイルとは

パソコンを動かすために、Windowsが使用する最も重要なプログラムデータのことです。人間でいう「骨組み」や「内臓」のような役割を担っています。

sfc /scannowとは

「sfc /scannow(エスエフシー・スキャンナウ)」は、Windowsに標準搭載された診断修復ツールです。

  • 自動チェック:システムファイルに「不整合」がないかを隅々まで調べます。
  • 自動修復:問題が見つかった場合、あらかじめ用意されている正しいバックアップデータを使って、自動で元の正常な状態に戻してくれます。

不整合とは

不整合(ふせいごう)とは、本来あるべき正しいデータの内容と、現在の実際の内容が一致せず、矛盾してしまっている状態(バグや破損)を指します。

sfc /scannowの使い方

Windows11では、従来の「コマンドプロンプト」に代わり「Windowsターミナル」という統合アプリが標準で起動します。このツールを「管理者権限」という特別なモードで動かします。

ステップ1:ターミナルを管理者権限で起動する

  1. [Windows]キーと[X]キーを押してシステムメニューを表示します。
  2. [ターミナル(管理者)]を選択します。
  3. [このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか]画面(ユーザーアカウント制御)が表示されます。
  4. [はい]を選択します。

ステップ2:修復コマンドを入力する

  1. 文字入力できる黒(または濃紺)の画面が起動します。
  2. キーボードで sfc /scannow と半角英数字で入力します。
  3. [Enter]キーを押します。

ステップ3:検証と自動修復の完了を待つ

  1. [Enter]キーを押すと、画面に「システムスキャンを開始しています…」と表示され、1%ずつ検証が進みます。
  2. 最終的に「検証 100% が完了しました」と表示され、修復結果(「破損したファイルが見つかり、正常に修復されました」など)が案内されるまで、そのまま画面を閉じずに待ちます。
    ※異常があれば「破損したファイルが見つかり、正常に修復されました」と案内され、自動的に作業が完了します。

注意点と作業時間

古い説明書では「チェックに1時間ほどかかる」と書かれている場合がありますが、現在の一般的なパソコンであれば、記憶装置の種類によっては驚くほど早く終了します。

SSD搭載のパソコン:約5分~15分

最近主流の、データの読み書きが高速な記憶装置「SSD」を搭載したパソコンなら短時間で完了します。

HDD搭載のパソコン:約30分~1時間

旧式の内部でディスクが回転する記憶装置「HDD」を搭載したパソコンの場合は、データの読み込みに時間がかかります。

実行中に絶対にやってはいけないこと

途中で強制終了しない:進行状況のパーセンテージ(%)が途中で止まって見えることがありますが、内部では高度なチェックが動いています。途中でアプリの「×」ボタンで閉じたり、パソコンの電源を切ったりすると、システムがクラッシュ(破壊)する原因になります。作業が完了するまではパソコンに触れず待ちましょう。

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