液晶ディスプレイの正しい拭き方
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液晶ディスプレイの正しい拭き方
パソコンの液晶ディスプレイは非常にデリケートです。「汚れたから」といってティッシュや一般的なウェットティッシュでゴシゴシ拭いてしまうと、画面を傷つけたり、コーティングを剥がしたりする原因になります。
液晶ディスプレイのお手入れに必要なもの
液晶ディスプレイの清掃には、以下のアイテムを準備します。
- OA機器用クリーニングクロス(またはマイクロファイバークロス)
繊維の目が非常に細かく、画面を傷つけずに手垢やホコリを絡め取ることができます。 - エアーダスターまたはシリコンブロアー
空気の力で、画面表面の硬い砂ボコリを吹き飛ばすために使用します。 - 液晶専用ウェットティッシュ
「液晶用」「帯電防止効果あり」と明記されている専用品を選びます。
絶対に使ってはいけないNGアイテム
良かれと思って使うと、ディスプレイに致命的なダメージを与えるものがあります。
- ティッシュペーパー・キッチンペーパー:植物の硬い繊維が含まれているため、画面に微細な引っかき傷を作る原因になります。
- 一般的なウェットティッシュ(除菌用など):アルコール(エタノール)や界面活性剤が含まれていることが多く、画面の反射防止コーティングを溶かして白化させる恐れがあります。
正しい拭き方の手順
安全に汚れを落とすための4つのステップです。
Step1:電源を完全に切る
作業を始める前に、必ずパソコンやモニターの電源をオフにし、電源プラグをコンセントから抜いてください。

理由
・画面が黒くなることで、指紋やホコリの汚れが見えやすくなります。
・通電中に水分が内部に入り込んだ場合のショート(異常放電)を防ぎます。
・画面が熱を持った状態でお手入れすると、拭き跡が残りやすくなります。
Step2:ホコリを優しく吹き飛ばす
いきなりクロスで拭くのは厳禁です。まずはエアーダスターやブロアーを使って、表面のホコリを吹き飛ばします。

理由
ホコリの中には硬い微粒子(砂など)が含まれていることがあります。これらが残ったままクロスで擦ると、ヤスリで削るように画面を傷つけてしまいます。
Step3:クロスで優しく乾拭きする
ホコリが飛んだら、クリーニングクロスを使って優しく拭きます。

拭き方のコツ
円を描くように拭くのではなく、「上から下」または「左から右」へ、一方向に向けて力を入れずに滑らせます。往復させてゴシゴシ擦らないように注意してください。
Step4:頑固な汚れは「ほんの少しの水分」で
指紋や皮脂汚れが乾拭きで落ちない場合は、クロスを少しだけ湿らせます。

方法
クロスに精製水または水を数滴たらし、固く絞って(湿っているか分からない程度にして)、汚れている部分を優しく拭きます。その直後に、クロスの乾いている面で水分を完全に拭き取ります。
やってはいけない!お手入れのNG行為
アルコールや洗剤の使用
一般的なガラスクリーナー、マイペットなどの住居用洗剤、アルコール(エタノール)、ベンジン、シンナーなどは絶対に使用しないでください。液晶表面の「反射防止コーティング」が化学反応を起こして剥がれたり、画面がシミのように白濁したりします。
ティッシュペーパーでの乾拭き
ティッシュは液晶にとっては「目の粗い紙」です。一見きれいに見えても、光に当てると細かい傷が無数についてしまう原因になります。
画面への直接スプレー
水や専用クリーナー液を、液晶画面に直接スプレーしてはいけません。液体が画面のフチ(ベゼル)の隙間から内部に流れ込み、基盤に到達して故障(液晶の表示不良やショート)を引き起こす原因になります。液体は必ず「クロス側に含ませる」のが鉄則です。




